わたあめの日記

タイトルは歌詞です

死に損ねたロッカーに冥福を

2020.12.27 Sun

 

新しい本とCDを探して亡き伯父の部屋を漁って、ミスチルのアルバム2枚とアガサ・クリスティーを手に入れた。ミスチルは好きではないが、好きな人が好きなので聴いてみようと思う。他にもLUNA SEA大塚愛などもあったが、大して興味がないので持ってこなかった。当時の音楽についてはそれほど詳しくないが、伯父は流行っている音楽を片っ端から聞いていたのかと思うようなラインナップであった。伯父の姿は覚えていないが、イケメンだったと聞いているし、運動神経も良かったということなので、きっとウェイだったのだと思う。私とはあまり気が合わなそうだ。

 

私は伯父が通っていた高校と同じ高校に通っていたのだが、写真で見る限り、伯父はその高校にたくさんいた男の人と雰囲気が大変似ているように思う。F高量産型とでもいうのだろうか。まあ関わりはほとんどなかったからどのような人だったのかなんて知らない。でも、葬式にはとても多くの人が来ていたし、未だに命日くらいに毎年来てくれる人もいるし、人に好かれるようなタイプの人だったのだろう。やはり私とはあまり気が合わなそう。

 

伯父の部屋から本とCDを持ってきたあとは、ツイッターをしながら昨日図書館で借りてきたエッセイを読んでいた。どうでもいいことしか書いておらず、ツイッターみたいで大変読みやすい。集中して読むことが難しいので少しずつ読んでいるのだが、もう5分の1くらい読めた。この調子なら冬休み中に読み切ることができるだろう。津村記久子という人の『やりたいことは二度寝だけ』という本である。全然知らない人の全然知らない本で、全然ちゃんと読めていないが、文字を読むためのリハビリには十分だと思う。読みたくて読める本から読んでいきたいと思う。

 

以前、noteで読書習慣をつけるためのコツみたいなものを読んだ。複数の本を毎日20ページずつくらい読むといいのだという。それを読んだからというわけではないが、今はそのような状態になっている気がする。複数の本を同時に読むということが私にはまったく理解できなかったが(記憶容量が圧迫されるだろうと思っていた)、意外と良いかもしれない。飽きないし、飽きたら違う本を読めばいいから、暇にならない。暇で暇でしょうがない今くらいしか読書という苦行はできないから、今のうちに読んでおこうと思う。あわよくば読書の楽しみをもう一度感じたいと思った。

 

Now Playing ターミナル・ヘヴンズ・ロック / the pillows