わたあめの日記

タイトルは歌詞です

猫に嫌われるにおいがつくよ

2021.05.25 Tue

 

退院した。

 

なぜか医療保護入院ということになり閉鎖病棟にぶち込まれた。閉鎖病棟には明らかにどこかおかしくなってしまっている人と認知症の入った老人ばかりで全く気が休まらなかったが,5日後に開放病棟に移動したら楽しく過ごすことができた。はじめのうちは自分で入院を希望したにもかかわらず帰りたくて帰りたくて仕方がなかった。1週間くらいたったところで一生病院の中で過ごすような気がしてきて,それは別に嫌ではなかったのだけれどその状態はたぶんよくないものだろうなと思って若干焦っていた。2週間くらい経ったら普通に活動ができるようになって,主治医に退院をせがんで無理を言って退院した。戻りたいとは思わないが,お金がかからず日常生活に支障が出ないのならもっといたかったとは思う。

 

今日の午前中に退院して帰ってきて一服したら途端に暗い気分になってしまってもっと病院にいればよかったと思った。とはいえどうしようもないので予定していた通りに夕方大学へ行った。荷物を用意したり重たい思いをしたりする気力はなかったので財布と携帯と筆箱だけ持って行った。認知機能の低下がえげつなくて教室にいるのがつらかった。

 

帰ってきてから課題を提出した。授業の資料は見ておらず,本当にただ書いて出しただけだが,自分が安心できたので良し。18時までの課題は間に合わなかった。

 

この先,履修したすべての授業の単位を取得することは難しいと思われるので,いくつか絞って取り組むべきだと思ったものの,どれを選べばいいのかわからない。今日はもう疲れたので明日考えようと思うがたぶん明日になっても考えない。

 

私が病院で休んでいる間も他の人は頑張っているので私と他の人との差は開くばかりで取り戻すことができなくなってしまう,そのことをわかっていても頑張り続けることがどうしてもできなくて休んでしまった,あとで困るのは私自身なのだけれど,どうしようもなくて,死ぬくらいならなんて思って入院を決めたわけだが,もうちょっとうまい具合にできたのではないか,とか考える,今になってはどうしようもない。

 

病院にいる間,当然看護師は常駐しているので不穏時は看護師に頼ればよかったのだが,どうしても自分の中で処理してしまおうとして抱え込んでしまって,専門家に頼るというスキルを身につけることができなかった。入院したことの中で,それだけが残念である。

 

Now Playing こんがらがった! / ネクライトーキ―