わたあめの日記

タイトルは歌詞です

時差12分のぼくより。

2021.03.12 Fri

 

家に帰ってきた。土日でも祝日でもなかったから電車に3時間くらい揺られてきた。実際は乗り換え時間があるからもっと短いだろう。

 

最後の乗り換えをしようとしたら、あらかじめネットで調べたはずの電車がなかった。ダイヤ改正後のものをもう載せてしまったのだろうか、それとも私の勘違い

 

乗り換えが30分以上あったから今日の晩御飯と当分の朝ごはんを買いに行った。入店時に消毒のためにアルコールを吹きかけたらやたら沁みた。実家の猫による手の傷

 

今日はもう書かないつもりだったけれど音楽を聴いていたら書きたくなった。書くことはない。今はバンドハラスメントの解剖傑作を聴いている。この曲は自動車学校に通っていたときに延々とリピートしていた。歌詞が頭に入ってこなかったから100%曲だけで聴いていた。今歌詞を調べて見ながら聴いていても全く意味が分からなくて、作詞者の頭の心配をしながら誰が書いたのか見てみたら何も書かれていなかった。いや何もなんてことはなくて、----と書いてあった。

 

そういえばこの日記は、誰かに見てもらうことが目的なのではなくて、私の文章の読み書きに要する能力をこれ以上失わないために書いていたのだけれど、その目的をすっかり失念してしまっていた。きちんと毎日書かなければならない、これはリハビリなのだ。

 

実家にいる間はあの院生のおにいさんのことを普段よりも思い出さなくて、このまま忘れていけるだろうと思ったのに、帰ってきたらまたたくさん考えてしまう。姨捨駅であのとき彼の車で通った道を見かけた、もう通ることはないかも

 

おにいさんのことを考えてしまうのは、もしかしたら会えるかもと思っているからなのだと思う。買い物をして駅へ向かう道で、自転車に乗った若い男の人たちの集団とすれ違って、そのうちの一人がおにいさんに似ていた。まあもう顔もよく覚えていないから、比べてみたら全く違うのかもしれないけれど、似てると思った。今ごろ何をしているんだろうか、違う女の子を助手席に乗せているのだろうか、そういうようなことを考えても嫉妬とかは全くないけれど、まだあそこに乗っていたかったとも思う。

 

考えないようにしようとしているからか、余計に考えてしまう気がする。ほかの人との思い出をもっともっと分厚くして、彼の占める体積を減らしていきたい。

 

Now Playing 解剖傑作 / バンドハラスメント