わたあめの日記

タイトルは歌詞です

感情貸して、感情返して、

2021.01.29 Fri

 

塾講のバイトの面接に行ってきた。久しぶりにお風呂に入れないくらい疲れた。えらいので入ったが。化粧を落とさずに寝るわけにはいかない。

 

1時間弱の面接とテストを受けた。面接は採用担当者の声を聞き洩らさないように注意を向けるのがいちばん疲れた気がする。もともと耳が悪いのに,マスクと透明なプラスチックの壁のせいで余計に声が通らず,聞き取るのに大変な苦労をする。できるだけ神経を尖らせて聞き取ろうとしていた。受け答えはまあまあできていたと思う。それほど緊張もせず,ぼろも出さずに済んだだろう。

 

鬼門はやはりテストだった。予想以上に難しかった。難しかったというか,慣れていないせいだと思うのだが,ちょっとした計算にも英文を読むのにも,とても時間がかかった。中学時代であればこれくらいちょちょいのちょいだっただろうなと思ったが,今の私には少し重たかった。

 

何よりもつらかったのは,座っていることだったと思う。普段布団の中でぬくぬくと寝ている私には,2~3時間座り続けているのがきつかった。帰るころには背筋に痛みがあった。姿勢が悪いのかもしれない。

 

帰ってきてしばらくして,疲れていたからだと思う,漠然とした脳内反省会が開かれて,精神的に参っていた。あそこがだめだったんじゃないか,あのあたりはもしかしたらよくない評価を与えてしまっていたのではないか,みたいな,もし採用担当者にあの子はだめだなんて思われていても私には何のデメリットもないはずなのに,次々とふわふわした不安が頭をよぎってきて,どんどん気が滅入っていった。バイトなんか落ちても受かっても構わないのに,余計なことばかり考えてしまう。

 

落ちても受かっても大丈夫だし,落ちるにしても受かるにしても不安要素はある。落ちたらどうしよう,受かったらいつ辞めたらいいのだろう,どういうふうにしたら穏便にやめられるだろうか,といったように,どのように転がっても,心配の種は尽きない。そういう意味では,落ちたほうが楽なのかもしれない,バイトに関する不安から早くに解放されるから。

 

終わったことをくよくよ考えていないで,明日のことについて考えようと思う。明日は17時からスーパーのバイトの面接だ。こちらは労働環境に不安がある。何となく外側から見ていてホワイトっぽいとは感じられなかったのだ。以前見たときの求人の時給が最低賃金を100円ほど下回っていたし。もしかしたら昔の求人が残っていただけかもしれないし,責任者も交代しているかもしれないから,気にするようなことではないのかもしれないけれど。楽しく働けるような場所だといいな。大学の知り合いもいることだし。

 

そうだ,こんなふうに前向きに考えていこう。そのほうが人生が楽だ。

 

楽しく働ける場所だといいな。

 

Now Playing Karma Siren / 凛として時雨