わたあめの日記

タイトルは歌詞です

空気を読んだ雨、降らないでよ

2021.01.11 Mon

 

2~3週間ぶりに下宿に戻ってきたので、Wi-Fiがないとできないことをやった。具体的には奨学金の手続きと、Windowsの更新である。それと、以前ツイッターで見かけた子どもシェルターのNPO法人の資料を読んだ。深いところまで精読しようと思うと読める量にはかなり限りがあるので、半分くらいまで読んで、あとはざっと眺めるくらいにした。また明日、最後まで読もうと思う。

 

このNPO法人に参加したいと思って資料を頼んだのだけれど、どこか不安である。不安要素はきっとたくさんあって、次々と浮かんでは消えて行ってしまうから、なかなか何が不安なのかわからなくて困る。ひとつは現状でぎりぎりの自分にできるのかということで、もう一つはツイッターで見かけた組織なんて大丈夫なのかということだ。

 

少しばかり前にその活動を始めた人にフォローされて、ツイートを見に行ったときに、固定ツイートで見たのがその活動の概要であった。私はそれを見たときにビビッときたとでも言えばいいのだろうか、衝動的ではあったが、私もやりたい、と思った。そういう気持ちは大切にしたいから、時間をおいて考えて、ご本人にもDMしたりしているのだが、不安はまだ解消されず、迷いに迷っている状態だ。ツイッターだから組織がどうしても具体的に見えなくて、何者なのかわからない人たちの中に飛び込んでもいいのかわからない。誰かに相談したいけれど、誰に話したらいいのかわからない。親に相談しようかということも頭をよぎったが、この年になってそれは馬鹿らしいし、親から離れたいと思ったのは私である。

 

今日通話していた元彼になりゆきでこの話をしたら、「その活動に参加することであなたにメリットはあるのか」と聞かれて、驚いた。私はただやりたいと思っただけだから、自分のメリットについては考えようともしなかった。通話を切った後にシャワーを浴びながら考えていたら、就活の話題に使えるだろうな、と思った。

 

以前もツイートした覚えがあるけれど、私は親とうまくいかないことが多く、いさかいがあったときに家を出て夜まで外をうろうろしていたことが度々あった。暗闇で、どこの誰に何をされるかわからない不安にさらされながら、それでも家には帰れず、寒い中、凍えながら民家の裏の細い道に座っていたり、脚が痛くなるまで歩き続けたりしていた。そういったときに、一時的でいいから、温かい居場所があったらよかったと思ったのだ。母だって、私が外でうろついているよりもそういった場所でほとぼりが冷えるまで過ごしていてくれたほうが安心するだろう。当時、私はそういった場所がなく、あったとしてを見つけられなかったから、そのような場所を提供する側の人間になれたらいいなと思ったのだ。

 

もしその活動に参加してみたとして、自分には無理だと思ったらやめるなりなんなりすればいいのかなと、これを書いていて思った。とりあえず、明日あたりにもう一度見ることができる資料は一通り見直そうと思う。

 

Now Playing カワキヲアメク / 美波